設定保育について

設定保育とは

保育士が指導目標に沿って活動内容を計画し保育を行っていく保育方法のことです。
子どもたちが好きなことを好きなようにして過ごす「自由保育」と分けて呼んでいます。
活動内容はさまざまで、音遊びや製作活動、お散歩なども設定保育に含まれます。
「子どもたちにこんな活動をしてほしい」「子どもたちのこんなところを伸ばしたい」といった、
子どもの発達や成長の目標に合わせた活動計画です。
子どもはグループで活動をすることで協調性やルールを経験するきっかけになります。

事前に計画を立てて保育を行いますが、大人の予想を超える場面もあります。
子どもの興味関心や様子に合わせて柔軟に対応できるよう、大人の人数に余裕を持って保育を行っています。



活動例

感触遊び
ドロドロ、ベタベタ、サラサラ、冷たい、温かい、などのいろいろな感触を手足で感じながら、
握ったり丸めたりちぎったりすることで、大脳を働かせて五感を刺激していく遊びのことです。
手は第二の脳、足の裏は第二の心臓と言われています。
手足の皮膚を通じて感じる「触覚」には乳幼児期に大切なはたらきがあります。
寒天や片栗粉粘土、泡あそび、氷などを行っています。

リトミック
楽しく音楽と触れ合いながら、体を動かす運動です。

製作
絵の具やハサミ、のりなどを使って作品作りを行います。
年齢や発達に応じて、行程や道具を変えて行なっています。
0歳は指で、1歳はポンポンを使って、2歳は筆を使って…という具合です。
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